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BONJONOジャーナル

まちめぐりコラムVol.06

訪れたくなる集会所(新宮町「ウェリスパーク新宮 杜の宮」クラブハウス)

2017.01.05

常駐管理人による見守り

杜の宮クラブハウスは広大な敷地にグラウンドやテニスコートなどがそろう、電電公社の社宅として整備された住宅地にある。管理組合の管理人が常駐しているためいつもあいており、近所の人々が気軽に利用できる。管理人は3人体制(平日2人/休日1人、10時~18時)で管理組合会計や自治会議案づくり・クラブハウスの清掃などを行いつつ、訪れた子どもたちを見守っている。二期の住宅が竣工すると、管理組合員が増加するため管理費を下げる予定。
居心地のいい空間
入ってすぐの土間には管理業務委託先のガス会社が設置したキッチンを中心にテーブル席が並び、カフェのような雰囲気。子どもたちは学校帰りに入ってきて「こんにちはー」と元気よく管理人に挨拶し荷物を置くと、外のデッキや芝の小山、水辺空間で思い切りよく遊ぶ。また、クラブハウスは各種のサークル活動でも利用されている。特にその活動内容は子供向けのものが多いため、幼児英語教室等を集会所で開催している間にカフェ席では談笑しながら母親たちが待っている様子も見られる。

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柴田 建

筆者

柴田 建

1971年福岡市生まれ。2000年九州大学大学院博士課程修了。博士(工学)。日本(福岡、東京、沖縄等)および世界(カリフォルニア、上海、マニラ等)各地の住宅地をめぐり、地域住環境のマネジメントやコミュニティ主導の地域づくりについて研究・実践を行っている。

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